2023.07.24 会社の取り組み社員インタビュー
社内行事:座談会企画№2「新卒採用プロジェクト」
芝原工業では、もっと社員に経営や企画に積極的に携わってもらいたい、社員の力をダイレクトに経営に反映する機会をつくりたいというという想いから、職位や経歴に関わらずやりたいという気持ちを持つ社員が集まり、経営・企画に関する業務をプロジェクトとして行う形式を一部業務に採用しています。
今回はそのプロジェクトの中から新卒採用プロジェクトのメンバーに集まってもらい、新卒採用についての想いを語ってもらいました。
プロフィール(写真左より)
Y.U(組付1チーム/溶接)
2013年入社/新卒採用プロジェクト5年目
大学では機械システム工学を専攻。本務は溶接。
Y.K(品証・ISOチーム)
2013年入社/新卒採用プロジェクト4年目
大学では材料工学を専攻。本務は品質保証。現在平行してレーザー溶接用電子ゴーグルの開発も行っている。
T.A(曲げチーム)
2019年入社/新卒採用プロジェクト3年目
大学では文系の学部を専攻していたが「ものづくりに携わりたい」という想いから、芝原工業に技術職として入社。本務は曲げ加工。
Q1.芝原工業では新卒採用業務をプロジェクトという形で運営していますね。めずらしい取り組みだと思いますが、本務としての業務がある中で皆さんはどのように参加する経緯に至ったのでしょうか?
Y.U 新卒採用チームとしての活動は5年目に入りましたが、初期メンバーはこの中で私だけになります。以前現社長が常務だった際には常務(現社長)が採用業務を行っていましたが、もっと若い人たちにも企画や経営に積極的に参加してほしいということで、このプロジェクトが立ち上がりました。立ち上げの際は私がここにいない2人を誘って3人でスタートしました。魅力的だな、一緒に働きたいなと思う人を採用していきたいと思ったのが参加のきっかけです。Y.KさんとT.Aさんも私が声をかけたんですよ。T.Aさんは私が採用業務に携わって入社した1期生になります。
Y.K そうですね、私はY.Uさんに誘われて参加しました。
Y.U 実はY.Kさんに嫌がられるかと思ったんですよ。実際は「いいですよ」という感じで全く嫌がられなかったですけど笑。
Y.K これまでまったく経験したことのない業務だったのでおもしろそうだなと思って参加しました。
T.A 私はごはんにやられました。
Y.U ごはんにやられた!?
T.A 私が入社1年目のときに、次年度入社予定の学生さんに向けた内定者懇談会で内定者の皆さんを連れてお寿司屋さんに行ったんです。プロジェクトに参加するとこういう機会もあるよと誘われて、決めました笑。
Q2.採用業務は本務とはまた違った魅力があると思いますが、みなさんはどのようなことにやりがいを感じていますか?
Y.U 自分が採用に関わって入社した人たちが、実際に会社で生き生きと仕事をしているところを見ると嬉しい気持ちになります。入社した後もそれで終わりではなく、楽しく仕事ができているか、ミスマッチになっていないか気にかけるようにしています。
Y.K 私は最初に学生さんと接点をもつことが多いのですが、一緒に働きたいな、魅力的だなと思っていた学生さんが内定承諾をして、実際入社してくれたときに非常にやりがいを感じています。
T.A ものづくりに関するインターンシップを年に数回開催していますが、プログラム・曲げ・溶接など実際の業務に近い作業を体験してもらうことで、学生さんが楽しそうにしていたり、難しかったけれどやりがいがあったと言ってもらえるのはとても嬉しいです。また私は学生さんと話す機会が多いので、それについても非常に楽しいなと思っています。
Q3.芝原工業をどんな会社だと思いますか?
Y.U 私がよく言っているのは良い意味でゆるい会社だということです。ゆるいというのは余白があるという意味で、規則や制度でガチガチに固められているのではなく、新しい取り組みを行ったり、社員の「やってみたい」という想いで社内のいろいろなことを変えていけるのがおもしろいと思っています。このプロジェクトも人事が採用を行うのではなく、やってみたいと思う人が関われる環境があるのが芝原工業らしいなと考えています。
T.A 私は働きやすい会社だと思っています。工場だと上下関係が厳しいというイメージを持っている方もいるかと思いますが、芝原工業に入社して思ったことは話しやすい人が多いということです。私も何かあればすぐに上司に相談していますし、有給も取りやすいのでとても働きやすい環境です。
Y.K 私は板金加工自体は古くからある業種だと思いますが、芝原工業はその中でもレーザー加工やロボット溶接を導入したり、レーザー溶接用電子ゴーグルの開発を行ったりと新しいことにどんどんチャレンジをする会社だと思っています。
Q4.就職活動をされている方々に芝原工業のどのようなところを伝えていきたいですか?またそのために考えているアプローチなどがあれば教えてください。
Y.U 先ほどT.Aさんが話していたような「働きやすさ」を知ってほしいと思っています。また技術職にもっと興味をもってもらえるようにものづくりの楽しさを伝えていきたいです。例えば溶接や曲げ加工などの経験がない学生さんでも、インターンシップで実際にやってみたら楽しかったと多くの方が話してくれます。今後もインターンシップを多く開催して積極的にものづくりに触れてもらう機会を作っていきたいと考えています。
Y.K 最新設備の導入や電子ゴーグルの開発など、プロジェクトや会社の取り組み、技術力について伝えていきたいです。コロナも少し落ち着いてきましたので、ここ数年実現が難しかった現地開催の説明会などに参加して、実際の製品もぜひ見ていただきたいです。
T.A 理系・文系問わず、ものづくりに興味のある方にぜひ来ていただきたいです。私は大学では文系の学問を専攻していましたが、技術職につきたいと思って就職活動を行いました。実際文系出身者を技術系の職種で受け入れてくれる会社は少なく、就職活動では書類選考に通らなかったり、その後の面接でもこれまでの実績や専門的知識を問われるのが常でした。芝原工業は文系・理系問わず技術職を採用しており、また入社後の教育も充実しているので、専門的な知識が充分にない私でも技術や知識を身に着けジョブローテーションを行いながら徐々にステップアップしていくことができました。入社してからも成長していくことができる会社だと思いますので、今の知識や経験だけに囚われず、やりたいという気持ちを持った方に来ていただきたいなと思います。
Y.U 文系は技術系の仕事には就けないと思っている学生さんが多い中で、芝原工業を見つけてもらうというのは難しいことだと思います。現地開催の合同企業説明会などの場では、文系の学生さんでも技術職に興味を持ってもらえることが多いので、今後は積極的にイベントなどに参加することで出会いの場を創出していけるのではないかと思っています。
Q5.最後に就職活動をされる学生さんにメッセージをお願いします。
T.A 学生時代は自由な時間がたくさんあるので、ぜひやりたいことをやってください。就職するとどうしても自由にできる時間が限られてきますので、行きたいところ・やりたいこと・資格の取得など時間があるうちにたくさん経験してほしいなと思います。
Y.K インターネットを使用した説明会がここ数年急速に普及し、説明会に参加することへのハードルが下がっていますので、私は学生さんには自分が将来就きたいと思っている職種や業種以外でも少しでも興味を持った会社があれば説明会にたくさん参加してもらって仕事を探してほしいと思っています。その中でもし芝原工業を選んでもらえたらとても嬉しいですね。
Y.U 私もY.Kさんと一緒です。私が学生のときは実際に足を運んで参加するタイプの説明会しかなかったので、時間や金銭的な関係で説明会に参加できる企業が限られていましたが、今はリモートで参加できる環境が整っています。自分の可能性を狭めないで、様々な業種や業界などに目を向けてたくさんの可能性を大事にしてほしいと思います。また、スカウトが来たらまったく知らない企業でもまずは話を聞いてみるようにしてほしいですね。