2023.06.05 会社の取り組み
サービス・技術:イノベーション創出に向けて 自営型テレワーカーとの協働
2023年5月に新型コロナウイルス感染症が感染症法上の5類へと移行し、世界的にもコロナ禍の終焉というムードが高まっています。この3年間のコロナ禍をきっかけにして、日本でも働き方や雇用形態の多様化が進み、働く側にとっては働き方の選択肢が広がる一方、企業としても雇用の多様化を促進することで人材の確保や生産性向上、コスト削減などのメリットを享受できるようになってきました。
このような社会情勢を背景に現在、芝原工業では自営型テレワーカーとの協働を推進しています。今回はその取り組みについてご紹介したいと思います。
自営型テレワーカーとは
独立したプロフェッショナルやフリーランサーのことで、企業はプロジェクト協力という形で業務の依頼を行います。彼らはさまざまな業界や専門分野の経験を持っているため、彼らとの協働を通じて企業は新たなアイデアやアプローチを取り入れることが可能となります。また、自営型テレワーカーはテレワークという形態で就業をしており、業務委託契約にあたって地理的な制約を受けることがないため、企業はこれまで出会うことのできなかった優れた人材との協働が実現できます。
芝原工業の取り組み
芝原工業では、現在2名の自営型テレワーカーと協働しています。そのうち1名は一部採用業務に、もう1名はシステムを中心としたバックオフィスの改善に携わってもらっています。彼らとの協働によって、社内で不足していたリソースを補完すると同時に、これまでになかったアイデアやアプローチを取り入れてイノベーションを生み出すことを目ざしています。また、テレワーカーたちは完全在宅で業務を行っているため、定期的なオンラインミーティングやチャットツールを活用してコミュニケーションを確保しています。
在宅テレワーカーの声
芝原工業様とは面接から契約、業務・成果報告まですべてオンラインでやりとりをしてきました。自分のこれまでの経験や知識を活かしつつ柔軟な働き方ができるため、仕事とプライベートのバランスを取りながら高い生産性を発揮することができるのがこの働き方のメリットだと思います。直接お会いしたり、事業所の様子を肌でリアルタイムに感じたことを業務に反映できないという歯がゆさはあるものの、密なコミュニケーションや情報共有をしていただいているので、安心して業務を行うことができています。これからも自身の専門性を高めつつ、企業理解を深めながら、一層の貢献ができるよう力を尽くしていきたいと思っています。
今後は企業ブランディングやSNSを通じた情報発信に興味を持ち、一緒に働いてくれる仲間を増やしていきたいと考えています。また、テレワーカー同士の連携により新たなプロジェクト進行の方法を模索するなどさらなる展開も視野に入れています。芝原工業では今後も従来の枠にとらわれることなく柔軟な姿勢で人材の活用に取り組んでまいります。