2023.03.20 会社の取り組み
サービス・技術:「超異分野学会 東京大会2023」に参加しました
3/3㈮、4㈯に亘って開催された「超異分野学会 東京大会2023」のポスターセッションに弊社社長 芝原利幸が登壇しました。
「超異分野学会」とは、研究者、大企業、町工場、ベンチャーといった分野や業種の違いにとらわれずに、議論を通じて互いの持っている知識や技術を融合させ、人類が向き合うべき新たな研究テーマや課題を捉え、共に研究を推進するための場です。(超異分野学会HPより)
芝原工業はその東京大会において、かねてより光産業創成大学院大学と共同研究を行っていたレーザー溶接用電子ゴーグルの開発について発表を行いました。
これまでレーザーハンドトーチ溶接の際には、波長帯が異なるレーザー光とアーク光に対応するため保護メガネを併用していましたが、それによって視野が暗くなり、作業の弊害となっていました。この電子ゴーグルはカメラで撮影した映像をゴーグル内のモニターに映し、その画像を見ながら作業を行うことで視野の悪化を防ぎ、作業効率の向上、安全性の確保を図ることが可能となります。また実際の作業現場での利用のみならず、溶接技術者育成ツールとしての活用も見込んでいます。
今回はポスターセッションと併せて実際にデモ機の展示も行いました。当日は2日間で計800名ほどの来場者がいらっしゃり、多くの方々に見ていただくことができました。
今後も全社として技術力・開発力をますます高め、新たな製品や価値の創造に取り組んでいきたいと思います。