2024.01.24 会社の取り組み

経営:2024年スタートにあたって

旧年中は格別のお引き立てに預かり、厚く御礼申し上げます。
今年は年明けから非常に悲しいニュースがいくつも飛び込んでまいりました。元日には能登半島地震が起こり、被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げると共に、被災地の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
2024年はこれまでより一層変化への対応と挑戦を求められる年になると考えており、本年の抱負を述べるにあたり、まず2023年の振り返りを弊社の経営理念である「ものづくりと人づくりで新しい明日をつくる」に沿って行ってまいりたいと思います。

2023年の振り返り

「ものづくり」
生産性の向上および事業の拡大に対応すべく、2月には第五工場の新設を行いました。併せて、ロボット操作環境の構築の足掛かりとして溶接ロボットを新たに導入しました。
「人づくり」
新入社員を含めて6名が新たに芝原工業の仲間に加わりました。
また、教育面ではオンライン教育の導入、外部講師によるセミナーの開催も行いました。
さらに昨年は各種社内プロジェクトの充実、社外のイベントへの出展にも力を入れた年でもあり、熟練の職人技を可視化・言語化することでより効率的な技能習得を可能とする体系構築の確立を目ざす技能継承プロジェクトの推進や、東京ビックサイトでの全国規模の展示会「InterOpto」をはじめとした各種イベントへの出展など様々な活動を通じ、人材育成や企業PRにも取り組んでまいりました。
「新しい明日をつくる」
大学と共同開発を行ったレーザー溶接用電子ゴーグルは6月にフォトンバレーセンターのチャレンジ事業費補助金の採択を受け、株式会社リバネス様主催の「超異分野学会」にも出展させていただきました。
また11月に導入を開始したレーザー溶接ロボットも順調に良い結果を残しており、本年の1月下旬から2月に生産を開始する予定です。
さらにSDGsの一環としてカーボンニュートラル実現の一助となるべく、10月から11月にかけて太陽光発電の導入を行い、12月中旬には発電を開始しました。

 

2024年芝原工業の目ざす姿

このように昨年は1年間にわたって多様な角度から取り組みを行ってまいりましたが、今年も更なる飛躍の年とするべく、様々な課題の解決に向けて邁進していきたいと考えております。
特に2024年の大きなミッションの一つとして弊社では管理体制の強化を掲げており「見える化の推進」に着手する予定です。具体的な施策の内容としましては、工程負荷や作業状況を見える化し、その情報を全社で共有する仕組みづくりの確立を行っていきます。この情報の見える化と共有を実現することで、全社で目ざすべき方向を合わせることができると確信しています。また、それと同時に日々の作業目標を明確にし、メリハリのある作業を行うことで働きやすい職場環境の構築にも繋げられると考えています。

私たちは本年も将来に向けた継続的な成長を実現するための種まきを行いながら、挑戦心を忘れず、力強く前進していきたいと考えております。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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