2025.03.19 会社の取り組み

社外行事:現場技能者の知識とDXが融合する未来へ – 研究発表レポート

3/5㈬、弊社社長が一般社団法人経営情報学会組織ディスコース研究部会にて学会発表を行ないました。
テーマは「デジタルトランスフォーメーションにおける板金加工技能者の実践知に関する研究―暗黙知における身体知と直感知」
業務プロセスの効率化や競争力向上の手段として製造業にとってDXが重要視される一方で、現場で働く技能者たちは日々の作業を通じて得られる独自の「実践知」を持っています。今回の研究は、弊社をモデルケースとして中小規模の板金加工会社がDXを実現するために必要な知識や方法論について実践知という側面から考察をまとめたものになります。
研究の概要について簡単ではありますがご紹介をさせていただきます。

◆研究目的
現場の実務から生まれる実践知は企業の競争力を支える基盤となるものです。本研究は実践知の生成プロセスを体系的に調査し、その成果をもとに中小板金加工メーカーがDXを成功させるための具体的な指針を示すことを目的としています。
◆調査手法と独自のアプローチ
経営者である弊社社長自らが現場に入り込み、技能者の業務を観察する形でデータを収集。これにより一般的なインタビューや調査では捉えきれない、現場感覚と実践知のリアルな姿を捉えることができました。このプロセスを通じ、言語化できる知識と身体に蓄積される知識の双方を探求しました。
◆研究から得られた示唆
•言語化可能な知識はマニュアル化を推進し効率的に共有化する。
•言語化困難な知識についてはOJTや教育訓練でスムーズに引き継ぐ環境を整備する。
•DX推進の場に現場技能者を積極的に参加させることで、実践知のさらなる深化を図る。
•経営者が全社的な視点から現場の知識とDXの架け橋となり、会社全体の力を底上げすることが鍵となる。

今回の研究では、中小企業が限られたリソースの中でDXを成功させるための実用的なガイドラインの一案を提示しました。現場の知識を最大限に活用しながら、デジタル技術を融合させることで未来への競争力を高める手段として、今後実際の事業でも実用化を目ざしていきます。

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